昨今ウェビナーを開催して顧客(未顧客、現顧客含む)に対してコミュニケーションをとる企業が増えていきます。実際に実施する方法をまとめています。初めてウェビナーを実施してみたいという方にお勧めです。

実際にウェビナーをどう開催すればいいのでしょうか。
昨今ウェビナーが増えている背景
こちらの記事でお話ししていますのでまだの方はご覧ください。
具体的なやり方に入る前に、ウェビナーといってもさまざまな形があり、形によっては狙いや工数、やり方などが異なってきます。まずはウェビナーのさまざまな形についてご認識ください。
ウェビナーの種類
ターゲット×ファネル×座組×利用ツールの掛け算をして分類できます。
- ターゲット
どんな課題を持ったターゲットを狙うのかを決めましょう。 - ファネル
認知、情報収集、比較検討、契約、リテンションのどのフェーズのターゲットを狙うのか決めましょう。 - 座組
外部登壇、単独、共催のどの座組で開催するのか決めましょう。 - 形式
講義、対談などのどの形式のウェビナーなのか決めましょう。 - 利用ツール
Zoom、Youtube、独自ツールなどのどのツールを使って開催するのかを決めましょう。
初めての方におすすめのやり方
最初から予算を何十万もかけてはリスクが高いため、まずは工数やコストを最小限にし、一度開催してみることをお勧めします。具体的には、Zoomのウェビナー機能を使って、潜在顧客向けに、同様ターゲットの企業と共催してウェビナーを開催することが最も費用対効果が良いです。
初めての企業はどうやるべきか
この順番で進めるべきです。
- 企画(PLAN)
- 準備(PLAN)
- 開催(DO)
- 振り返り(CHECK)
企画(PLAN)
■企画すること
- ターゲット
誰向けのウェビナーなのか決める。 - 目的
ターゲットのどういう態度をどう変容させたいのか、購買行動のファネルを元に決める。
- タイトル案
ターゲットの人が興味を持ちそうな50文字前後のタイトル案を3つほど用意し、関係者と一緒に決める。 - 概要
上記を踏まえてなぜ、誰に、どのような内容を話すウェビナーなのかを200文字前後で決める。 - 日時
ターゲットの人が参加しやすい時間帯を仮説をたてて決める。 - 形式
講義、対談形式なのか最適なものを決める。 - 活用ツール
Zoomか他ツールを使用するのか決める。 - 共催先候補
共催先があるのか、ある場合はどこが候補なのか決める。 - 想定コスト
ウェビナー開催にかかる工数とコストを決める。 - 想定集客数、参加数、商談数、受注数
集客数から受注に至るまでの数と率を想定しておく。 - 想定スケジュール
上記を計画して実行していくまでに必要なスケジュールを企画、準備、開催、振り返りのプロセスに分けて決めておく。 - ウェビナー構成
上記を踏まえて最適なウェビナー構成を決めておく。
例)
順番 | 話すこと | 話す人 |
1 | ウェビナー概要紹介&注意事項説明 | ○○さん |
2 | 企業、自己紹介 | ○○さん |
3 | マーケティングが必要な背景 | ○○さん |
4 | 現場の課題 | ○○さん |
5 | 課題をどう解決するのか | ○○さん |
6 | 具体例 | ○○さん |
7 | ソリューション紹介 | △△さん |
8 | デモ紹介 | △△さん |
9 | 特典紹介&締め | △△さん |
準備(PLAN)
■準備すること
- 登壇資料作成
- 集客用LP、フォーム作成
- 集客用バナー作成
- サンクスメール、アラートメール設定
- 広告設定
- Zoom設定
- ハウスリスト集客設定
開催(DO)
■開催時にやること
- 司会進行
- 登壇プレゼン
- アンケート送付
- お礼メール送信
振り返り(CHECK)
■振り返りすること
- リードインポート
- リードレポート作成
- 想定数字とのGAP把握、原因仮説構築
- 次回開催時に改善するべき点の洗い出し
まとめ
以上がウェビナーの企画から準備、開催、振り返りまでの一連業務の流れになります。この中でもっと詳細に聞きたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください。無料でお答えします!

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