筆者の経験からBtoBウェビナーにおける最適化すべきチェック項目をリストアップしてみました。現状のBtoBウェビナーの成果に課題感があり、チェックしてみたいという方はぜひご覧ください。
■概要
- BtoBウェビナーのチェックに特化していますが、BtoCでも参考になると思います。
- Twitterでご連絡いただければExcel、Gスプシでお渡しします!
- 企画、準備、開催、開催後に分けてまとめています。
では下記リストでチェックしてみてください。
企画
- ウェビナーを企画する目的は明確になっているか
- ターゲットが明確になっているか(課題、マーケティングプロセス、感情、行動、ITリテラシーなど)
- ウェビナーをすることでターゲットの態度をどう変容させ、行動させたいかが明確になっているか
- リード数・率、有効リード数・率、商談数・率、受注数・率などの想定目標は明確になっているか
- ターゲットに届ける内容、訴求が明確になっているか
- 目的、目標を達成できるデリバリープランが想定できているか
- 最小リソースで目的、目標を達成できる開催形式(単独/共催)を選んでいるか
- 最小リソースで目的、目標を達成できる登壇形式(プレゼン方式、座談会方式)を選んでいるか
- ターゲットの集客を最大化できる日程を選んでいるか(他競合イベント有無、参加しやすい曜日、時期、時間など)
- 目的、目標を達成できる最適な登壇者(社内、共催先、外部権威者、顧客)をアサインしているか
- 目的、目標を達成できる最適な運営ツール(MA、ZOOM、YOUTUBE LIVE、イベントハブ、その他)を選んでいるか
- ターゲットにとって価値、魅力を感じるタイトル案を考えられているか(ターゲット、ウェビナー参加で知れること、できること、具体的な数字、企業名などを明示)
- ターゲットにとってこれを読めばウェビナーがイメージできる概要になっているか
- 大半の内容がターゲットにとって知りたい内容になっていて、退屈にならない内容か(宣伝宣伝していないか)
- 参加者特典により、ターゲットが参加したくなる気持ちがより高まるか
- リード共有、インポート方法、流れについて想定できているか
- いつ、誰が、どのようにアプローチするのか想定できているか
- 全タスクを一覧化し、いつまでに何を誰がやるかのスケジュールを想定できているか
- 上記の企画を関係者で共有、合意できているか
準備
- 最低3つのタイトル案を作成し、最適なものを選んでいるか
- ウェビナーの画像は必要な要素を入れ込んで作成できているか(タイトル、登壇者情報、登壇者写真、特典、日付、参加方法、運営企業ロゴ)
- ウェビナーページは必要要素をもとに構築できているか(ウェビナー画像、タイトル、概要、ターゲット想定、登壇者情報、登壇者写真、フォーム、サンクスメール、リマインドメール×2)
- ZOOMなどのウェビナー機能の設定は問題ないか(日時、タイトル、登壇者情報、画面設定、録音設定、ウェビナーURL設定)
- 複数のデリバリー策を適切な順番で準備しているか(プレスリリース→SNS配信、社内案内→外部メディアへ案内→ハウスリスト→有料広告、ISコールなど)
- 企画した複数デリバリーごとの効果測定ができる状態か
- ウェビナーの満足度、課題の状況が確認ができるアンケートが作成できているか
- 企画に沿ったわかりやすい登壇資料が作成されているか(1スライド1つの内容、文字は最低限、ビジュアルを用意)
- 各登壇者の登壇資料のトンマナや文言統一、NG表現、露出禁止情報が入っていないか確認済みか
- 各登壇者が個別にプレゼンリハーサルし、時間内に伝えたいことが適切に伝えられそうか確認済みか
- 登壇者全員で集まってリハーサルを実施し問題ない状態か(時間配分、音声、映像)
- 遅くともウェビナー開催20日前から企画した複数デリバリーが実行されているか
開催
- 登壇者の画面でポップアップ表示を停止しているか
- ウェビナーページの申し込み停止、デリバリー停止を完了しているか
- 当日の運営者以外で、開催中にウェビナーについてお問い合わせいただいた方に返信できるように別担当者を配置できているか
開催後
- ウェビナー終了後にメールまたはZOOM画面上でアンケートを表示し、負担なく回答いただけるようになっているか
- 参加、不参加の情報、アンケート情報をリードに付与できているか
- 関係者にリード情報を共有し、各社のCRMにわかる形でインポートできているか
- 関係者で集まり、振り返りがができているか(想定数値とGAP、原因、次への改善案、ネクスト決め)
まとめ
今回は、具体的なHOWの1つでもある、BtoBウェビナーの最適化に必要な診断項目をリストアップしました。ぜひ参考にしてみてください。
もしご興味あれば、Excel、Googleスプレッドシートにて点数化できるチェック表も用意していますので、実際にチェックしたいという方はTwitterにてDMをいただければ差し上げます!
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マーケティングの力を信じて日本企業を盛り上げる一旦を担えればと考えております。また皆様のお役に立てるような記事やコンテンツを作成して参ります。
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