アドバンテスト決算から学ぶ|BtoB企業がAIブームに乗って過去最高益を叩き出した勝因とは - 勝手にマーケティング分析
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アドバンテスト決算から学ぶ|BtoB企業がAIブームに乗って過去最高益を叩き出した勝因とは

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はじめに:なぜ今、アドバンテストの決算に注目すべきなのか

あなたは、自社の製品やサービスが「時代の追い風」に乗れているか、不安を感じたことはありませんか。市場環境が急変する中で、どのように顧客ニーズを捉え、供給体制を整え、競合に勝ち続けるのか——これは、すべてのマーケターが直面する共通の課題です。

今回取り上げるアドバンテストは、半導体テストシステムという極めてニッチなBtoB市場で事業を展開する企業ですが、2024年度(2025年3月期)に売上高779.7億円(前年比+60.3%)、営業利益228.2億円(営業利益率29.3%)という過去最高の業績を達成しました。さらに、2025年度第1四半期(2025年6月期)では、四半期として過去最高の売上高263.8億円(前年同期比+90.1%)、営業利益率47.0%という驚異的な数字を叩き出しています。

この急成長の背景にあるのが、AI関連半導体向けテスタ需要の爆発的な拡大です。しかし、単に「AI特需に恵まれた」だけではありません。同社は、市場の変化をいち早く察知し、生産能力を約3倍に拡大し、戦略的パートナーシップを締結するなど、計画的なマーケティング戦略と事業投資を実行してきました。

本記事では、アドバンテストの最新決算資料をもとに、「なぜ売上が伸びたのか」「どんな戦略変更や打ち手があったのか」「他社と比較してユニークな取り組みは何か」といったマーケティング観点から、同社の成長戦略を徹底分析します。BtoB企業のマーケターはもちろん、市場対応力や供給戦略に課題を感じているすべてのマーケターにとって、実践的なヒントが詰まった内容になっています。


アドバンテストとは?企業概要と事業内容

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企業プロフィール

アドバンテスト(株式会社アドバンテスト)は、半導体テストシステムの製造・販売を主力事業とする日本のグローバル企業です。半導体は、スマートフォンやパソコン、自動車、データセンターなど、あらゆる電子機器に搭載されていますが、製造工程では「テスト」が不可欠です。このテスト工程で使用される装置が「半導体テスタ」であり、アドバンテストは、この分野で世界シェア約58%を誇るトップ企業です。

事業セグメント

同社の事業は、大きく以下の3つのセグメントに分かれています。

セグメント主な製品・サービス売上構成比(FY24)特徴
テストシステム事業SoCテスタ、メモリ・テスタ、その他システム(ハンドラ、デバイス・インタフェース、システムレベルテスト・システム)約88%同社の中核事業。AI関連の高性能半導体向け需要が急拡大
サービス他事業サポート・サービス(保守・メンテナンス)、その他(ナノテクノロジー製品、消耗品など)約12%設置台数の増加に伴い、安定的な収益源として成長中

SoCテスタとは、スマートフォンやAIチップなどに搭載される高性能な半導体(SoC: System on Chip)をテストする装置です。一方、メモリ・テスタは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やフラッシュメモリなどの記憶装置をテストします。近年のAIブームにより、高性能DRAMやAI向けSoCの需要が急増しており、これがアドバンテストの成長を牽引しています。

グローバル展開と顧客基盤

アドバンテストの特徴は、海外売上比率が約98〜99%に達する点です。主な販売先は以下の通りです。

地域FY24 Q1売上高構成比主な顧客・市場
台湾162.1億円約61%TSMC等の大手ファウンドリ(半導体受託製造)企業
中国39.0億円約15%中国国内の半導体メーカー
米州32.7億円約12%米国の大手半導体・IT企業
韓国12.2億円約5%サムスン、SK Hynix等のメモリメーカー
日本12.2億円約5%国内半導体メーカー
欧州・その他8.2億円約3%欧州の半導体関連企業

このように、同社の事業はグローバルな半導体サプライチェーン全体に深く組み込まれており、特にAI向け半導体の製造拠点が集中する台湾市場での存在感が際立っています。


全体の業績サマリー:過去最高を更新し続ける成長の軌跡

FY24(2024年度/2025年3月期)通期決算

アドバンテストの2024年度業績は、以下の通り過去最高を記録しました。

指標FY23実績FY24実績前年比増減額前年比増減率
売上高486.5億円779.7億円+293.2億円+60.3%
営業利益81.6億円228.2億円+146.5億円+179.7%
営業利益率16.8%29.3%+12.5pt-
当期利益62.3億円161.2億円+98.9億円+158.7%
当期利益率12.8%20.7%+7.9pt-

売上高は前年比で約1.6倍、営業利益は約2.8倍という驚異的な成長を遂げています。特に注目すべきは、営業利益率が29.3%に達している点です。これは、単に売上が伸びただけでなく、収益性の高い製品構成へのシフトと規模の経済効果が働いていることを示しています。

FY25 Q1(2025年度第1四半期)決算

2025年度に入っても、成長は加速しています。

指標FY24 Q1実績FY25 Q1実績前年同期比増減額前年同期比増減率
売上高138.7億円263.8億円+125.1億円+90.1%
営業利益31.3億円124.0億円+92.6億円+295.7%
営業利益率22.6%47.0%+24.4pt-
当期利益23.9億円90.2億円+66.3億円+277.7%

FY25 Q1は、四半期として過去最高の業績を達成しました。特筆すべきは、営業利益率が47.0%に達している点です。これは、非常に高い収益性を持つ製品(AI関連の高性能テスタ)の販売が集中したことを示しています。

事業セグメント別の成長

セグメントFY23売上FY24売上前年比増減率FY25予想
テストシステム331.5億円598.1億円+80.4%737.0億円
├ SoCテスタ245.6億円440.4億円+79.3%533.0億円
├ メモリ・テスタ85.9億円157.7億円+83.6%139.0億円
サービス他52.9億円108.4億円+104.9%98.0億円

テストシステム事業が全体の成長を牽引していますが、サービス他事業も前年比で約2倍に成長しています。これは、設置台数の増加に伴うサポート・サービス需要の拡大を示しています。


マーケティング観点での注目点①:なぜ売上が伸びたのか?

AI関連半導体需要の爆発的拡大

アドバンテストの売上急増の最大の要因は、AI関連半導体向けテスタ需要の拡大です。同社の資料によれば、SoCテスタの用途別構成比は以下のように変化しています。

用途FY22FY23FY24FY25予想
コンピューティング・通信65%60%90%90%
車載・産業機器・民生・DDIC35%40%10%10%

FY24では、コンピューティング・通信向け(≒AI関連)が全体の90%を占めるまでに拡大しました。これは、OpenAIのChatGPTをはじめとする生成AI技術の普及により、AIチップやGPU、高性能DRAMの需要が急増したためです。

例えば、NVIDIAのH100やB200といったAI向けGPUは、1チップあたり数百万円以上の価格で取引されており、その製造工程では高度なテスト工程が不可欠です。アドバンテストは、こうした最先端AIチップのテストに対応できる高性能テスタを提供しており、市場の成長をそのまま取り込むことができたのです。

高性能DRAM(HBM)向けテスタ需要の急増

メモリ・テスタについても、AI関連需要が成長を牽引しています。

用途FY22FY23FY24FY25予想
DRAM60%90%95%90%
不揮発性メモリ40%10%5%10%

特に、HBM(High Bandwidth Memory)と呼ばれる高性能DRAMの需要が急増しています。HBMは、AIチップに直接搭載される高速メモリで、従来のDRAMに比べて製造工程が複雑であり、テスト工程も高度化しています。アドバンテストは、このHBM向けテスタで高いシェアを持っており、AI需要の拡大を直接的に享受しています。

顧客の設備投資サイクルとの一致

半導体業界では、顧客(半導体メーカーやファウンドリ)の設備投資サイクルが業績に大きく影響します。AI需要の拡大を受けて、TSMCやサムスンなどの大手企業は、大規模な設備投資を行っています。例えば、TSMCは2024年に約5兆円規模の設備投資を実施しており、その一部がアドバンテストのテスタ購入に充てられています。

マーケティング的な示唆
アドバンテストの成長は、「市場の追い風に乗った」だけではなく、顧客の設備投資サイクルを先読みし、供給体制を整えた結果です。BtoB企業のマーケターにとって、顧客の投資計画や業界動向を常にモニタリングし、先回りして対応することの重要性を示しています。


マーケティング観点での注目点②:どんな戦略変更や打ち手があったのか?

生産能力の大幅拡大:過去数年で約3倍に

アドバンテストが急成長を遂げた背景には、生産能力の計画的な拡大があります。同社の資料によれば、「過去数年間でテスタの生産能力を約3倍に拡大した」と明記されています。

具体的には、以下のような取り組みを実施しています。

  • パートナー企業との協力強化:製造工程の一部を外部パートナーに委託し、生産キャパシティを拡大
  • 戦略的在庫の保有:需要の急増に対応するため、戦略的に在庫を積み増し、迅速な出荷体制を構築
  • サプライチェーン管理の高度化:部品調達から製造、出荷までのリードタイムを短縮し、顧客のニーズに迅速に対応

マーケティング的な示唆
多くの企業が「需要が見えてから対応する」という後手に回りがちな中、アドバンテストは「将来の需要成長を見据えて、先行投資を実施」しました。これは、リスクを伴う判断ですが、結果として市場の成長を取り込むことに成功しています。BtoB企業のマーケターは、需要予測と供給計画を経営層と連携して策定することが、成長の鍵になることを示しています。

戦略的パートナーシップの締結

アドバンテストは、FY24において以下のような戦略的な提携を実施しています。

  • プローブカード・メーカー3社との戦略パートナーシップ:プローブカードは、半導体テストで使用される消耗品です。主要メーカーとの提携により、顧客に対する包括的なテストソリューションを提供
  • Salland Engineering International B.V.への戦略投資:オランダの企業に出資し、欧州市場での事業基盤を強化
  • 自動化ソリューション「SiConic」の発表:シリコン検証プロセスを自動化する画期的なソリューションを発表。顧客のテスト工程全体の効率化を支援

マーケティング的な示唆
単なる「製品販売」から、「顧客のテストプロセス全体を支援するソリューション提供」へとビジネスモデルを進化させています。これは、顧客のLTV(Life Time Value)を最大化する戦略であり、BtoB企業のマーケターにとって参考になるアプローチです。

価格戦略とプロダクトミックスの最適化

FY25 Q1の営業利益率が47.0%に達した背景には、高付加価値製品へのシフトがあります。AI関連の高性能テスタは、従来の汎用テスタに比べて単価が高く、利益率も高い傾向にあります。同社は、こうした高収益製品の販売を優先することで、全体の収益性を大幅に改善しています。

マーケティング的な示唆
すべての顧客・すべての製品を平等に扱うのではなく、収益性の高い顧客セグメントや製品に経営資源を集中することが、利益率向上の鍵になります。


マーケティング観点での注目点③:他社と比較してユニークな取り組みは?

市場シェアの維持・拡大

半導体テスタ市場において、アドバンテストは約58%のシェアを維持しています。これは、競合他社(テラダイン等)と比較して圧倒的な地位です。

市場規模アドバンテストシェア同社売上高(推定)
CY22約52億ドル57%約30億ドル
CY23約44億ドル58%約26億ドル
CY24約60億ドル58%約35億ドル

市場が拡大する中で、シェアを維持・拡大できていることは、顧客からの信頼が厚く、技術力が競合を上回っていることを示しています。

「Automation of Test」というビジョン

アドバンテストは、単なるテスタ販売企業から、「テスト工程全体の自動化を支援する企業」へと進化を図っています。同社が掲げる「Automation of Test」というビジョンのもと、以下のような包括的なソリューションを提供しています。

  • テスタ+ハンドラ+インタフェースボード:ハードウェア一式の提供
  • ソフトウェア&ツール:テストプログラムの自動生成・最適化
  • データ・アナリティクス:テストデータを分析し、製造工程の改善を支援
  • コンサルテーション:顧客のテスト戦略全体をコンサルティング

マーケティング的な示唆
製品単体ではなく、顧客の課題解決全体を支援するエコシステムを構築することで、競合との差別化を図っています。これは、BtoB企業が目指すべき「ソリューションプロバイダー」への進化の好例です。

グローバル展開と地域別戦略

アドバンテストの海外売上比率は約98%に達しており、真のグローバル企業と言えます。特に、台湾市場での存在感が際立っており、FY25 Q1では売上高の約61%を占めています。これは、TSMCをはじめとする台湾の大手ファウンドリ企業との強固な関係性を示しています。

一方で、中国市場向けは約15%に留まっています。これは、米中貿易摩擦や輸出規制の影響を受けているためと考えられますが、同社は「現時点で、関税による直接的な影響は特に見られない」としており、柔軟なサプライチェーン管理により影響を最小限に抑えています。

マーケティング的な示唆
地政学的リスクが高まる中で、特定市場への過度な依存を避け、複数の市場に分散することでリスクヘッジしています。BtoB企業のマーケターは、グローバル展開においてリスク分散の視点を持つことが重要です。


FY25業績予想と今後の展望

通期予想の上方修正

アドバンテストは、FY25 Q1の好調な業績を受けて、通期業績予想を以下のように上方修正しました。

指標4月時点予想7月修正後予想修正額修正率
売上高755.0億円835.0億円+80.0億円+10.6%
営業利益242.0億円300.0億円+58.0億円+24.0%
営業利益率32.1%35.9%+3.8pt-
当期利益179.0億円221.5億円+42.5億円+23.7%

これは、AI関連需要が当初予想を上回って推移していることを反映しています。

テスタ市場の見通しを上方修正

同社は、CY25のSoCテスタ市場規模予測を以下のように上方修正しました。

項目4月時点予測7月修正後予測修正幅
SoCテスタ市場42-48億ドル57-63億ドル+15億ドル(下限)
メモリ・テスタ市場17-22億ドル17-22億ドル据え置き

これは、マクロ経済の不確実性が緩和され、AI関連需要が予想以上に強いことを示しています。

下期は一時的な調整期間の見込み

ただし、同社はFY25下期について「次世代デバイスへの移行タイミングによる一時的な消化期間になる」と予想しています。これは、顧客が次世代AI半導体の量産準備期間に入ることで、テスタ需要が一時的に減速する可能性を示唆しています。

しかし、FY26には「テスタ需要の再加速を見込む」としており、中長期的な成長トレンドは継続すると見られます。

マーケティング的な示唆
短期的な需要変動に一喜一憂せず、中長期的な市場トレンドを見据えた戦略を堅持しています。BtoB企業のマーケターは、顧客の製品ライフサイクルを理解し、需要の波を予測することが重要です。


マーケターが学べるポイント(まとめ)

アドバンテストの決算分析から、マーケターが学べる戦略的ヒントをまとめます。

① 市場トレンドを先読みし、供給体制を先行投資で整える

アドバンテストは、AI需要の拡大を早期に察知し、生産能力を約3倍に拡大しました。需要が顕在化してから対応するのではなく、将来の成長を見据えて先行投資を実施することで、市場の成長を確実に取り込みました。

実践のヒント
顧客の投資計画や業界動向を常にモニタリングし、需要予測に基づいた供給計画を経営層と共有しましょう。リスクはありますが、先行者利益を得るチャンスでもあります。

② 高収益製品・顧客セグメントに経営資源を集中する

同社は、AI関連の高性能テスタという高収益製品にフォーカスすることで、営業利益率を47%まで引き上げました。すべての顧客・製品を平等に扱うのではなく、収益性の高い領域に資源を集中することが重要です。

実践のヒント
顧客セグメントや製品ごとのLTV(生涯価値)と利益率を分析し、優先順位をつけましょう。限られたリソースを最も効果的に活用できる領域に集中投資することで、全体の収益性が向上します。

③ 製品販売からソリューション提供へ進化する

アドバンテストは、テスタ単体の販売から、「Automation of Test」という包括的なソリューション提供へとビジネスモデルを進化させています。これにより、顧客との関係性が深まり、LTVが最大化されています。

実践のヒント
自社の製品・サービスが、顧客のどのような課題を解決しているかを深く理解し、課題解決全体を支援するエコシステムを構築しましょう。これにより、競合との差別化が進み、価格競争から脱却できます。

④ 戦略的パートナーシップでエコシステムを構築する

同社は、プローブカード・メーカーや欧州企業との戦略的提携により、顧客に対する価値提供を拡大しています。単独ですべてを提供するのではなく、パートナーとの協業により、より包括的なソリューションを提供できます。

実践のヒント
自社の強みを活かしつつ、弱みを補完できるパートナー企業との提携を検討しましょう。Win-Winの関係を構築することで、顧客への提供価値が最大化されます。

⑤ 地政学的リスクを分散し、柔軟なサプライチェーンを構築する

海外売上比率98%のグローバル企業でありながら、特定市場への過度な依存を避け、複数市場に分散することでリスクヘッジしています。また、柔軟なサプライチェーン管理により、関税や輸出規制の影響を最小限に抑えています。

実践のヒント
BtoB企業のマーケターは、地政学的リスクや為替変動リスクを常に意識し、複数市場への展開とサプライチェーンの柔軟性を確保しましょう。

⑥ 顧客の製品ライフサイクルを理解し、需要の波を予測する

同社は、FY25下期に一時的な調整期間が来ることを予想しつつ、FY26以降の再加速を見込んでいます。これは、顧客の製品開発サイクルを深く理解しているからこそ可能な予測です。

実践のヒント
顧客の製品開発スケジュールや投資サイクルを把握し、需要の波を予測しましょう。短期的な変動に一喜一憂せず、中長期的な視点で戦略を策定することが重要です。

⑦ 市場シェアを維持・拡大することで、価格交渉力を高める

同社は、半導体テスタ市場で約58%という圧倒的なシェアを維持しています。これにより、顧客に対する価格交渉力が高まり、高い利益率を維持できています。

実践のヒント
市場シェアは、単なる数字ではなく、価格決定力やブランド力の源泉です。シェア拡大に向けた継続的な投資(R&D、マーケティング、営業体制強化)を怠らないようにしましょう。


おわりに

アドバンテストの2024年度・2025年度第1四半期決算は、AI需要という追い風を最大限に活かした成功事例と言えます。しかし、その背景には、市場トレンドの先読み、生産能力の先行投資、戦略的パートナーシップの構築、高収益製品へのフォーカスといった、計画的かつ大胆なマーケティング戦略がありました。

BtoB企業のマーケターにとって、同社の事例は、以下のような重要な示唆を与えてくれます。

  • 市場の追い風に乗るためには、先行投資が不可欠
  • 製品販売からソリューション提供への進化が、競合との差別化につながる
  • 高収益セグメントに経営資源を集中することで、利益率が向上する
  • 顧客の製品ライフサイクルを理解し、需要の波を予測することが重要

あなたの会社やプロダクトは、市場の変化に対して、どのように対応していますか。アドバンテストの事例を参考に、自社のマーケティング戦略を見直してみてはいかがでしょうか。


【参考資料】

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この記事を書いた人
tomihey

本ブログの著者のtomiheyです。失敗から学び続けてきたマーケターです。
BtoB、BtoC問わず、デジタルマーケティング×ブランド戦略の領域で14年間約200ブランド(分析数のみなら500ブランド以上)のマーケティングに関わり、「なぜあの商品は売れて、この商品は売れないのか」の再現性を見抜くスキルが身につきました。
本ブログでは「理論は知ってるけど、実際どうやるの?」というマーケターの悩みを解決するノウハウや、実際のブランド分析事例を紹介しています。
現在はマーケティング戦略/戦術の支援も実施していますので、詳しくは下記リンクからご確認ください。一緒に「売れる理由」を解明していきましょう!

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